HIROBIRO

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金銭的・精神的自由を目指すブログ。

今年一年実践したシンプルで長続きする読書メモの作り方

 

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本自体を読んだのは去年になりますが、レバレッジ・リーディングという本に出てくる読書メモの作り方を今年一年実践しました。
私としては非常に役に立ち、今後も続けていきたいと感じているので、具体的な作り方や実践して良かったことなどをまとめます。
 

 

なぜ読書メモを作るのか

 
具体的な作り方について書く前に、そもそもなぜ読書メモを作ろうと考えたのかという話をします。
私はここ数年ですが、年間100冊以上本を読むようになりました。
昔は本はほとんど読まなかったので、ある程度の読書習慣が身についてきたことは喜ばしかったのですが、一つ問題がありました。
それは、せっかく本を読んでいるのに後から思い出そうとしても何も思い出せないということです。
 
 
これは誰もが経験あることではないでしょうか。
そして思い出せないならもう一度読んだらどうかという意見もあると思います。
ただ私はこれができないのです。
一度読んだ本を読み返すくらいなら、新しい本を読みたいのです。
 
 
そういうわけで後からでも簡単に本の内容を確認できるような読書メモの必要性を感じていました。
そしてレバレッジ・リーディングというという本と出合ったことから、実際に読書メモを作り始めました。
 
 
 

 

読書メモの作り方

 
読書メモを作るときに一番注意しなければならないことは、読書メモ作りに時間をかけすぎて、本を読む時間を減らしてはいけないということです。
つまり読書メモはできるだけシンプルにし、短時間で作れるものにする必要があります。
 
作り方の手順
 
1、本を読みながら、重要で記録したい文に線を引く
2、線を引いた箇所があるページに折り目をつける
3、読み終わった後、線を引いた箇所を全てwordに打ち込む
4、書き終えたら紙に印刷し、ホッチキスで留めてクリアファイルに入れて保管
 
ざっとこのような感じです。
一つずつ簡単に説明していきます。
 
1、重要な文に線を引く
 
ここで欲張らないことが大事です。
せっかく記録に残すのだからと、あれもこれも線を引きたくなる気持ちはよく分かります。
しかしたくさんの文に線を引いてしまうとwordで打ち込むのも大変になりますし、後で読み返すときも億劫になります。
 
 
ちなみに線で引くときはペンの色などにこだわる必要はありません。
綺麗に引く必要もありません。一度読んだ本は再び読み返さずに捨てるというスタンスです。
また読んでるうちに気付いたことや感じたことがあればメモするのもよいでしょう。
後から思い返すと、そのメモの方が本の中身よりも大事だったということもあります。
 
 
読書で大事なことは、読んだ内容を実践することです。
百の文を記録してそのうち一つも実践できないより、十の文を記録してその中の三つを実践できた方が価値があります。
本当に大事なことだけを記録するようにしましょう。
偉そうなこと言っていますが、私自身はたくさん線を引くのが大好きです(笑)
 
2、線を引いたらページに折り目をつける
 
これは後で線を引いた箇所を探しやすくするためです。
折り目をつけるのが嫌なら付箋を貼ってもよいのですが、そうすると付箋がどこにあったか探したり、付箋が足りなくなれば買い直したりという手間が生じます。
こういう小さい手間でも省いた方がいいです。できるだけシンプルにしましょう。
 
3、線を引いた箇所をwordに打ち込む
 
ここでも大事なことは、とにかくシンプルなフォーマットにすることです。
フォーマットでこだわってしまうと、一つの読書メモを作るのに時間がかかってしまい、その分だけ本を読む時間が無くなります。
昔ノートに手書きで書いていたこともありましたが、手書きは時間がかかりすぎます。
記録することで内容を覚えるのではなく、記録したものを何度も読み返すことで内容を覚えるのです。
 
 

 

また私の場合は本のタイトル、著者名、出版社名も記録しています。(出版社名はあまり必要ないです。)
日付は書いてもいいですね。ただwordファイルで保存しておけば作成日時や更新日時もすぐ調べられます。
読み終わった後の本は捨てるので、後から万が一読み返したいと感じたときに探せる程度の情報は記録します。
 
 
 
読書メモを簡単に図で表すと下のようになります。
本の中で線を引いた文を一行空けながらひたすら書いていきます。
シンプル過ぎて、わざわざ図を用意するほどでもなかったですね。
 
 

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4、紙に印刷、ホッチキスで留めて、クリアファイルで保管
 
wordやevernoteで保存して後から読み返すという形でも構いません。
これは好みの問題だと思いますが、私の場合は紙媒体で残しておいた方が後から見返そうという気になりやすいです。
本棚に片づけてしまうよりも、すぐ目につき、手が届きやすい場所に保管するといいです。
 
 
読書メモは後で何度も読み直し、その文章を体に染み込ませるために作るものです。
自分が読み返す気になるように置き場所を考えてみてください。
読み返さないのであれば読書メモを作った意味がありません。
 
 

実践して良かったこと

 
一番は本の内容を覚えていられるようになったことです。
読書メモを作ると暇なときにすぐ読み返せるようになります。
そのため読んだ本がどういう内容であったか、なんとなくでも覚えていられるようになりました。
別に忘れてしまってもいいんです。また読書メモを読み返せばいいんですから。
 
 
また本を捨てることに抵抗が無くなりました。
以前は良い本に出合うとなかなか捨てることができず、気付けば家の中に何十冊、何百冊と貯まっていました。
もしかしたらまた読み返すかもしれないと思ってしまっていたんです。
実際読み返すことなんでほぼ無かったんですが。
 
 
大量の本を捨てたおかげで家の中もすこしスッキリしました。
どんどん本を捨てるようになりましたが、本当に大事な本だけは手元に残すようにしています。
また情報の密度が濃くて読書メモを作れないような専門書や何度も読み返す英語の勉強の本なども残しています。
 
 

まとめ

 
できるだけシンプルに読書メモを残しておくことで、貴重な時間を使って読んだ本の内容を覚えていられるようになります。
レバレッジ・リーディングは私の本との関わり方を変えてくれました。
そして本当は読書メモなんて面倒なものを作らなくても内容を自分のものにできることが理想です。
その域に到達するのはまだ難しいため、読書メモを作ることで妥協しているという感じですね。