短期間でジェットコースターを克服できる効率的方法を紹介します
私は地方の出身ということもあり、大人になるまでジェットコースターにはほとんど乗ったことがありません。
そのため最初はディスニーランドのスプラッシュマウンテンでさえ涙目になるほどのジェットコースター恐怖症でした。
そんな私ですが、今では喜んで両手を挙げて乗りまくるほどジェットコースター好きになれました。
大人になってもまだ間に合います。ジェットコースターを短期間で克服できる方法についてまとめます。
ふわっと感(エアタイム)に慣れる
ジェットコースターで感じる恐怖の一番の原因は、高い所から落ちるときに体がふわっと浮く感覚によるものです。
このふわっと感は通称「エアタイム」と呼ばれています。
無重力状態になったときに体は動かずに内臓だけ浮くため、あの独特のふわっと感が生まれるのです。
エアタイムは日常生活で感じることがない感覚であり、この感覚に慣れるかどうかがジェットコースター克服のカギとなります。
そんなものジェットコースターに何度も乗っていれば自然に慣れるよ!と言う人もいますが、そのやり方はおすすめできません。
ジェットコースターに乗ることに大きな恐怖を感じる人には、慣れる前にトラウマを植え付けてしまう恐れがあります。
またジェットコースターはその速度や、前後左右に体が揺さぶられたりすることが原因となる肉体的疲労が大きいです。
そこで私がおすすめするのは、「バイキング」のアトラクションでエアタイムに体を慣らすことです。
皆さんご存じだと思いますが、「バイキング」とはこの写真のような船の形をした乗り物のことです。
船が振り子のように揺らされ、揺れが大きくなると次第にエアタイムを感じるようになります。
バイキングのいい点は短時間に定期的な間隔で何度もエアタイムを感じることができるところです。
ジェットコースターに一回乗って感じるエアタイムは3回程度ですが、バイキングでは一回当たり10回以上エアタイムを感じることができます。
またバイキングはジェットコースターと比べて人気がないので、並ばずに何度も乗ることができます。
最初は手すりにしっかりとつかまり、脚にも力を入れ、エアタイムを感じることに集中しましょう。
次第に慣れてくると手や脚の力を弱めたり、手を放したりしてみましょう。
エアタイムを楽しむことができるようになればもう克服したも同然です。
バイキングの中には船が一回転するものもありますが、こういう激しいものは慣れるまではやめておきましょう。
Youtubeで疑似体験する
首都圏や有名な遊園地のジェットコースターであれば、乗車した視点で撮影された動画がたいていYoutubeにアップされています。
これを何度も見ることによって、実際に遊園地に行かなくてもイメージトレーニングができます。
また動画を見ることは高所に対する恐怖症の克服にも役に立ちます。
その場合は登場人物が高所を怖がっておらず、楽しんでいる様子を映した動画を繰り返し見るようにしましょう。
これは「社会的証明の原理」を応用した方法です。
この原理は、私達は他人が何を正しいと考えているかに基づいて物事が正しいかどうか判断するというものです。
大勢の人が楽しんでコースターに乗っている様子を何度も見ていると、自分自身もそれが楽しい行為であるように感じてしまうのです。
詳しい説明は影響力の武器という本にありますが、この本の中では恐怖症に苦しむ人たちから恐怖を取り除く方法について書かれています。
高さへの恐怖に関して説明を付け加えますと、高ければ高いほど怖いというものではありません。
スカイダイビングほどの高さになると現実感がないため逆に怖くないのです。
バンジージャンプくらいの高さが自殺を想像してしまうため一番恐怖を感じやすいです。
乗る姿勢についての注意点
最後にジェットコースターに乗る時の姿勢ですが、できるだけエアタイムを感じにくい姿勢にしましょう。
そのためには出来るだけ体をコースターに固定します。
- 手すりを掴み、肘を真っ直ぐ伸ばす
- 両足をしっかり地面に付けて力を入れる
- 頭は起こし、後頭部をコースターに押し付ける
以上のことを気をつけて下さい。
慣れてきたら徐々に力を抜き、両手を挙げてエアタイムを楽しみましょう。
ジェットコースターに乗る恐怖が快感に変わってきます。
まとめ
エアタイムへの慣れとイメージトレーニングによってジェットコースターの恐怖は克服できます。
また今回まとめた内容はジェットコースターだけでなく、他の絶叫マシーンの克服にも活用できます。
ジェットコースターへの恐怖を克服し、日常生活では絶対に味わえない刺激と快感をぜひ楽しんで下さい。
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