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金銭的、精神的自由を目指すブログ。

赤本転売の現実について転売ヤーの視点から伝えたい

転売

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女子大の赤本はアマゾンで高値で売れているという記事を読みました。

そこで赤本転売で利益が出るのか、転売ヤーである私が調べてみました。

 

実は女子大の赤本については以前も少し調べたことがあります。

結論から言うと、女子大赤本転売で稼ぐのはそう簡単ではありません。

 

女子大赤本転売とは

私がこの記事を書こうと思ったのは以下の記事を読んだからです。

 

www.airdays.net

 

明治大学の赤本は最安値263円、青山学院大学は799円で売られています。

しかしお茶の水女子大だと6498円、甲南女子大学だと5523円で売られているという話です。

 

これを見ると、確かにいいビジネスを思いつきますね。

新品の赤本は2000円台前半で購入できるので、新品をたくさん買っておき、数年後に売れば利益を出せそうです。

 

しかし話はそう単純ではありません。

アマゾンで5000円で売られているとしても、その値段で実際に購入されているとは限らないからです。

 

誰にも買われないまま長期間放置されているかもしれません。

たまーに購入してくれる人がいたとしても、仕入れた赤本を売りさばけずに在庫が溜まってしまうと結局損です。

 

仕入れの判断基準について

私がアマゾンで販売することを想定して仕入れを行う場合、「モノレート」というサイトを参考にします。

このサイトではアマゾンで取り扱っている商品の過去の値段や販売数が調べられます。

 

それでは実際に上のブログで紹介されていた2011年版お茶の水女子大の赤本について見てみましょう。

 

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上のグラフでは過去一年間の最安値、出品者数、ランキングの推移が分かります。

中古の商品の場合、たいてい最安値の商品から売れていくため、最安値で売れても利益が出るものを仕入れたいです。

 

特に注目したいのはランキングの推移です。

アマゾンで商品が購入されると、一時的にランキングが上昇します。

そのためこのランキングが上昇している回数を数えれば過去一年間に何回商品が売れているか、どのタイミングで売れているかが分かります。

 

2011年版お茶の水女子大の赤本の場合

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もう少し詳細に見てみましょう。

最安値のグラフの青い丸で囲んだ部分は2000円前後、緑の丸で囲んだ部分は4000円前後、赤の丸で囲んだ部分は6000円前後となっています。

 

時間が経つにつれて金額が上昇していますね。

しかしランキングの推移も見てください。4000円前後で販売されているうちは購入されていることが分かります。

 

ただ価格が6000円を超えたとき(赤い矢印の部分)ではランキングの上昇はありません。

つまり4000円なら買い手がいるものの、6000円では買い手はいないということです。

 

一応利益は出せる

以上のことからお茶の水の赤本の2011年版は4000円程度で売れると分かりました。

アマゾンで販売した場合の手数料を引くと、手元に入るのはだいたい3200円程度です。

2011年に新品を2300円で購入したとすると、900円の利益が出せるというわけです。

 

ランキングの推移から考えて過去一年に売れた数は28冊程度ですので、これを踏まえて仕入れ数を調整すれば利益をプラスにできるでしょう。

 

他の年のお茶の水女子大

実はこれには落とし穴があります。

下のグラフは2009年版のお茶の水女子大のグラフです。

 

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このグラフを見てみますと、ランキングの変動より売れていることが確認できるのは2000円前後のときがほとんどです。

(2016年1月に7500円で買ってる人がいますが、これは例外だと思った方がいいです笑)

2000円で売ってしまうと手数料を考えれば大きく損です。

 

実はお茶の水女子大の場合、2011年版以外は利益が出せるほどの値段では売れていません。

なぜ2011年版だけが近年高額で取引されているのかまでは分かりませんでした。

知っている人がいたらぜひ教えてください。

 

つまりお茶の水女子大の赤本で利益を取りにいくなら、2011年版を狙えばよいということです。

しかしもう5年以上前に出版されたものを今から仕入れることは難しいですよね。

他の年のものだと利益が出ないため、今新品の赤本を購入したとしても後々高値で売れる保証はないのです。

 

 

 

 

 

甲南女子大の赤本の場合

上のブログでは2016年版の甲南女子大の赤本についても紹介されていたので、調べてみました。

 

 

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グラフを見ると、4000円~6000円という高価格帯が続いていることが分かります。

しかも6000円付近でもかなりの頻度で購入されているのです。

 

2016年版は利益が出そうですね。では他の年も見てみましょう。

 

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上のグラフは2013年版です。

こちらはかなり低い価格で取引されていますね。安いときは500円程度になっています。

 

他の年についても調べましたが、年によって利益になるものとならないものがありました。

ただ全体的な傾向としてはお茶の水女子大の赤本より高値で取引されています。

 

2013年版も2年以上前には4000円以上で取引されている時期がありました。

甲南女子大はニッチな需要があるのでしょうか、割と狙い目な大学かもしれません。

 

「女子大の赤本」というだけでは稼げない

今回調べてみた結果分かったことは、結局「どの大学のどの年のものが高値で取引されるか予想できなければ、新品を前もって購入しておくことは難しい」ということです。

 

ちなみに合コンでモテる有名女子大の3S1F(白百合、聖心、清泉、フェリス)に関しても調べましたが、全て値下がりしており、利益の出そうなものはありませんでした。

 

確かに女子大の赤本が高額取引される例はあります。

しかし、それは大学や年によって傾向が異なります。まるで大学入試のようですね。

 

今回は新品を仕入れ、値上がりしたら売るという想定で考えましたが、そんな簡単には利益は出ないということが分かってもらえたかと思います。

変な勘違いをして女子大の赤本を大量に買い込む人が出ないことを祈っています。

 

 

追記

この件に関して追加記事を書きました。

女子大赤本の転売で利益を出す可能性について考察しています。

self-reliance.hatenablog.jp