【投資】長期投資で1億貯めるために必要な年数が分かる複利計算表を作った
誰しもが投資で莫大な利益を手に入れたいと考えているでしょう。
そのためにはどれだけの年数やパフォーマンスが求められるのでしょうか。
複利計算表を使うことで投資におけるおおよその目標を立ててみましょう。
投資で財産を築くために必要なこと
投資を始める人の一番の目的はお金を増やすことですよね。
そのために必要なのは元手と時間です。
投資において一番大事にするべきことは「長く生き残り、投資をずっと続ける」ことです。
短期間に莫大な利益を手に入れるのは難しいですが、長い時間をかけてゆっくり稼ぐことはそう難しいことではありません。
例えば100万円を1年で200万円に増やせと言われたらどうしますか?
1年で100%資産を増やす必要があり、これはかなり厳しいです。
信用取引やFXなど、ある程度リスクの高い投資をやる必要があります。
リスクの高い投資は、当然負ける可能性も高くなるためかなり厳しい闘いを強いられます。
一方、100万円を10年かけて200万円に増やせと言われた場合はかなり楽になります。
毎年10%弱増やすだけで到達できる目標です。
このように投資では「複利の力」を活かすことが大切で、それによって莫大な利益が手に入る可能性があります。
複利計算表
複利の力でどれだけの利益が見込めるのでしょうか。
エクセルを使って表を作ってみました。
5分程度で作った簡単なものです。
この表は元手の金額を「何倍」に増やせるかが分かるようになっています。
一番上の「○○%」と書かれた行は毎年の利益率です。
一番左の「年数」の下の数字は投資に費やす年数です。現実的な年数を考えて、30年分まで表にしました。
例えば毎年20%ずつ、10年増やし続けたとすると、元手を「6.2倍」に増やせるということです。
また100倍以上1000倍未満になる範囲を黄色で、1000倍以上になる範囲を緑色で表しています。
100万円を1億円にするには
元手100万円を用意し、1億円まで増やすことを考えると、どのくらいのパフォーマンスを何年続ける必要があるのでしょうか。
100万円から1億円ということなので、元手を100倍にする必要があります。
上の表の黄色と白色の境界あたりを参考にして下さい。
表から、次の年数が必要になると分かります。
- 年率20%:26年
- 年率30%:18年
- 年率40%:14年
毎年安定した利益を出すことを考えると、30%や40%でもかなり難しいです。
ちなみに年率10%だと、なんと49年もかかる計算になります。
50年近くもかかるとなると現実的ではありませんね。
元手をもっと多く用意する必要があるでしょう。
ただ投資に費やせる年月が多いほうが圧倒的に有利なのは間違いありません。
まとめ
投資では複利の力を使うことで莫大な利益が生まれます。
元手が100万円でも、投資に費やせる年数が長ければ1億円も夢ではありません。
しかし人生にはタイムリミットがあります。
何歳までにいくら貯めたいという目標を立てるために、複利計算表は役に立ちます。