くまのプーさんのグッズによく描かれている漫画の原作は意外とレアものだった
去年原作デビュー90周年を迎え、実写映画化も決定し何かと話題になっているくまのプーさんですが、私も大好きです。
プーさんは世の中にあるくまのキャラクターの中でも歴史が長く、これまでに数多くのグッズが販売されています。
今回はプーさんグッズによく描かれている漫画絵の原作について調べてみました。
プーさんには漫画版が存在する
プーさんのアニメを見たことがある人ならご存じでしょうが、プーさんやその仲間たちは挿絵付きの小説の中のキャラクターという設定です。
アニメの中では語り手が本のページをめくったりするシーンが描かれていますし、ディズニーランドの「プーさんのハニーハント」は小説の中に観客が入っていくような演出がされていますよね。
そのためプーさんと言えば小説や絵本で、プーさんの漫画と言われてもあまりピンとこないのですが、プーさんグッズには漫画絵が描かれているものが多くあります。
上の画像はジグソーパズルとハンカチです。
私もこの漫画の原作が読んでみたいと思い、探してみることにしました。
そして見つけました。
漫画版はレアもの
プーさんの漫画は英語版しかなく、日本語翻訳版は存在しません。
しかも英語版もかなりのレアものであることが分かりました。
海外のサイトを探していて見つけたのですが、くまのプーさんの漫画版を全種類集めた女性のことが記事になっていました。
この女性は全種類集めるのになんと30年もかかったそうです。
30年とは言っても、インターネットが発達した今ならもっと早く集められそうですが。
プーさんの漫画版は1977年から1984年の間に33巻発行されているそうです。
そしてこちらが記念すべき第一巻の表紙です。
プーさんの漫画版は日本のアマゾンでは取り扱っていませんが、アメリカのアマゾンでは購入可能です。
さすがに全種類は売っていませんが、何冊かは10ドル程度で購入できます。
プーさんの漫画を日本語で読むには
アメリカのアマゾンで購入できるとは言っても、今まで海外から購入したことが無い人には手が出しづらいかもしれません。
さらに英語だと分からないし日本語で読みたいって人もいるでしょう。
そんな人のために日本語で読めるプーさんの漫画版を探してみました。
先に書いたように、プーさんの漫画版の正式な日本語翻訳版は存在しません。
しかしプーさんの漫画を元に英語の勉強ができる、英語学習本は存在しました。
1991年に発行されている、「Bilingual comic book―Winnie the Pooh」というシリーズです。
こちらは全部で4巻発行されており、日本のアマゾンでも購入可能です。
実際にこの本を購入してみました。
vol.2は全部で64ページあります。
右ページに漫画が描かれ、左ページには日本語訳もあります。
プーさんグッズによく描かれている漫画と同じ絵のタッチですよね。
まとめ
プーさん漫画の原作は1977年から1984年の間に全33巻発行されています。
一部はアメリカのアマゾンでも購入できますが、全て集めるのはかなり難しいです。
どうしても日本語でプーさんの漫画が読みたいという人はプーさんの英語学習本が発行されているので、そちらがオススメです。