投資信託するなら楽天証券と楽天銀行のセットがベストな選択だと思う
投資を始めるにあたって最初に悩むことの一つに証券会社選びがあります。
単純に証券会社だけで選ぶより、銀行口座もセットで考えてみると良いでしょう。
私は投資信託を始める場合のベストな選択は「楽天証券&楽天銀行」だと考えます。
投資信託するなら楽天証券
以前の記事で既に書いた内容なので要点だけ書きます。
・楽天カードで投資信託を購入でき、1%分のポイントが貰える
・楽天ポイントを投資信託購入に使えるので複利効果が期待できる
楽天証券に加えて楽天銀行の口座も持っているとさらに大きなメリットがあります。
マネーブリッジで証券口座と銀行口座を連携
楽天証券と楽天銀行の口座をどちらも持っているとマネーブリッジの設定ができます。
マネーブリッジの一番のメリットは普通預金金利が0.1%と定期預金レベルの金利になることです。
私の知る限りではイオン銀行も条件を満たすと普通預金金利が最大0.12%と大きくなります。
しかしイオン銀行の場合は満たすべき条件がかなり多くあるため、楽天銀行の方がずっと簡単です。
ちなみにマネーブリッジを設定すると楽天銀行と楽天証券の間で自動入出金の設定ができるようになります。
これは楽天証券で買い注文をする際に証券口座にお金が足りなくても、楽天銀行口座から不足資金を自動入金できるというサービスです。
しかし投資信託を購入する場合は楽天カードなら毎月5万円分までは1%のポイントが付くので、自動入出金の設定は必要ないでしょう。
ハッピープログラム
マネーブリッジを申し込んでいる人はさらにハッピープログラムにエントリーできます。
エントリーすると投資信託の残高10万円ごとに4ポイントが毎月獲得できます。
仮に100万円分の投信を1年保有するとポイントが480ポイント(年率0.048%)手に入ります。
ちなみにSBI証券でも似たようなプログラムがあります。
「投信マイレージサービス」というサービスですが、これも投資信託の保有残高に応じてポイントが貰えます。
貰えるポイントは保有銘柄や保有金額によって異なり、0.2%~0%となります。
引用:SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA
ここで一つ注意なのですが、買付手数料無料のいわゆる「ノーロード」と呼ばれる銘柄は大抵0.05%か0.03%です。
私が以前SBI証券で保有していた投信の銘柄も0.05%と0.03%が半々でした。
そういうわけでノーロードインデックス投資をするなら、銘柄に関わらず年率0.048%貰える楽天証券の方がお得です。
楽天銀行の口座を持たなくてもポイントが貰える
実は楽天証券で投資信託を保有していれば、楽天銀行の口座を持たなくてもポイントが手に入ります。
「投資信託資産形成ポイント」と言って、投資信託の保有残高が50万円以上なら保有残高に応じたポイントが獲得できます。
ポイントの計算方法が異なるので単純な比較が難しいのですが、以下のグラフが参考になります。
引用:ザイ・オンライン
このグラフを見ると保有残高が1千万円を少し超えたときや2千万円を少し超えたときは投資信託資産形成ポイントが大きくなりますが、ほとんどの場合はハッピープログラムの方がポイントが大きくなります。
まとめ
楽天証券と楽天銀行の口座を両方持っているとマネーブリッジの設定ができ、普通預金金利が0.1%になります。
またハッピープログラムにエントリーすると投資信託の保有残高に応じてポイントが獲得できます。
SBI証券でも投資信託の保有残高に応じたポイントが手に入りますが、ノーロードの銘柄を保有するならハッピープログラムのポイントの方が大きいです。
また楽天証券の口座のみでももらえる投資信託資産形成ポイントよりも、ハッピープログラムのポイントの方が大きいです。