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株主優待目当ての投資でおすすめできる銘柄はかなり少ない

株主優待目当てで株を購入している方は多いと思います。

私も一部の銘柄は優待目当てで購入していますが、正直言っておすすめできる銘柄はかなり少ないです。

そこで今回は私が銘柄選びで注意していることを紹介します。

 

 

配当・優待利回り

配当や優待品を受け取ったとしても、それ以上に株価が変動して大きな損になってしまえば意味がありません。

そのため株価に対する配当や優待の利回りは1番にチェックします。

 

 

完全に優待目当てであれば優待が貰える時期にのみ購入という手もありますが、人気な銘柄ほどそういう時期は株価の変動が激しいです。

株の売却損が優待品の価格を上回ってしまったということにないよう注意する必要があります。

 

 

また他の株主優待ブログで書かれている優待利回りというのは、大抵ある特定の日時の株価を基準に表示しています。

株価が落ちた時は必然的に利回りが高くなります。

 

 

記事が書かれたときは利回りが高かったのに、現在は株価が回復して利回りは低くなったということもあります。

現在の株価を反映しているサイトでも、たまたま現在の株価が急落しているだけということもあり、過去の株価の値動きを確認しておくことは重要です。

 

 

このような株価が急落しているせいで利回りが高くなっている銘柄は要注意です。

配当や優待の利回りが下げられてしまったり、最悪の場合は優待廃止というケースもあります。

 

 

 

 

 

優待品が使いやすいか、優待利回りは適正か

優待品はその企業で作っている商品だったり、割引券であったりすることが多いです。

せっかく貰っても有効活用できないのであれば無駄になってしまいます。

 

 

例えば、特定のブランドのハンカチやバッグなどの小物を優待品としている会社があります。

その場合に問題となるのは、その優待品の適正価値が分からないということです。

 

 

ブログや雑誌で載っている優待利回りの値は要注意です。

割引券やクオカードなら分かりやすいですが、ブランドの小物の場合は企業が「このハンカチは2500円相当です」と言えば、その価格を優待利回りの値としてブログや雑誌に表記しています。

 

 

本当にそのブランドの小物にそれだけの価値を見出せるなら問題ありません。

しかし私のようにハンカチなんて何でもいいと思っている人間にとっては、2500円のハンカチを貰ってもしょうがないのです。

 

 

それを分かっている企業もあり、優待品を自社の製品やサービス以外のものにしている場合があります。

優待品がクオカードやカタログギフトであると有効活用しやすく、無駄にはなりにくいです。

 

 

一方で自分が良く利用する商品やサービスを優待として受け取れる場合はかなりお得になる可能性があります。

例えばハローキティでおなじみの「サンリオ」の株主優待ではサンリオピューロランド、ハーモニーランドの共通優待券が貰え、優待利回りだけで7%越えになります。

 

 

複利効果を活用できるか

また投資として捉えた場合、受け取ったお金を再投資できるかというのは非常に重要です。

なぜなら投資において複利効果を意識することは大切で、複利を意識してお金を回すことが投資における成功に必要な条件だからです。

 

 

配当金の場合はお金として受け取れるため再投資がしやすいです。

しかし株主優待の場合はお金ではなく品物として受け取るため、基本的には再投資できず、複利効果も期待できません。

 

 

複利効果なんてどうでもいいと割り切るのも一つの手だと思います。

株主優待でも複利効果を活用させたいと考えると、なるべくクオカードや生活必需品を受け取り、浮いたお金を自分で再投資するなど手間をかける必要があります。

ただ株を購入する場合はたいてい100株単位なので簡単には再投資しにくいのですが。

 

 

まとめ

株主優待目当てで銘柄を購入する際にはまず配当利回り、優待利回りをチェックし、現在の株価が急落していないかも確認します。

優待品は使いやすいものであることも重要で、必要ないものを受け取って無駄にしないようにします。

またできれば複利効果を活用できるようなクオカードや生活必需品を受け取りたいです。