就活が終わった大学生は保険の勉強をしなさい
就活真っ最中の大学生の皆さん、毎日お疲れ様です。
今年も就活の時期が少し変わって6月解禁になりましたね。
今回は自分が就活後から入社前の間にやっておいてよかったことについて書きます。
もちろんお金の話です。
社会人になると保険を考えざるを得ない
会社によって期間はバラバラでしょうが、新入社員として入社すると新入社員研修というものがあります。
入社した会社の就業規則やビジネスマナー研修、さらに就職説明会では聞けなかったような社外秘の情報も含んだ、より詳しい事業の説明などがありました。
そういった説明だけでなく、共済保険や会社が団体契約を結んでいる民間の保険に関する説明も受けました。
新入社員研修で突然保険の勧誘を受けることになるわけです。
しかも数日中に保険の契約書を提出するように言われるため、自分でじっくり考える時間があまりありませんでした。
また会社の敷地内で保険会社の方がポケットティッシュを配りながらアンケートと称して保険の勧誘をしていました。
彼女たちがターゲットにしているのはもちろん新入社員です。
素直にアンケートに答え、名前や電話番号を書いてしまうとその後も保険の勧誘の電話が掛かってきてしまいます。
このように社会人として会社に入った途端にいきなり保険の勧誘がやってくるのです。
しかも会社に入ったばかりで覚えなければならないことがいろいろあり、じっくり検討している時間もなかなか取れません。
保険は人生で二番目に高い買い物
「そうは言っても、会社が斡旋している保険なら大丈夫だろう」とか「いざという時を考えると少しくらいなら毎月お金を払ってもいいや」と軽く考えてはいませんか。
実は保険は人生でする買い物のうち、マイホームの次に高いとも言われているのです。
月々の支払いはちょっとでも、それを数十年払い続けるととんでもない金額になります。
また将来を不安視するあまりにあれもこれもとあらゆる保険に加入したり特約を付け、気付いたころには車が数台買えるほどのお金をつぎ込んでいたという話は珍しくありません。
確かに共済や団体保険は普通に民間の保険を契約するよりは安いでしょう。
ただ、そもそも保険に入る必要があるのかどうかという点からしっかり勉強するべきです。
実は日本の健康保険制度は世界でもトップクラスです。
民間の保険の入らなくても、かなり手厚い医療保障が受けられます。
私は決して保険が不要だと考えているわけではありません。
子どもがいて、配偶者が専業主婦(主夫)の家庭では、一家の大黒柱にもしものことがあると家族全員路頭に迷うことになります。
そういったケースでは一家の大黒柱に残りの家族が生活できるだけの生命保険を掛ける必要があるかと思います。
また日本の健康保険制度が手厚いとは言っても、それが今後もずっと続くという保証はありません。
本当に保険が必要かどうか、必要であるならどの保険を選ぶべきか、保険が不要であるならいざという時の備えはどうするのかなど、考えるべきことは多くあります。
勧誘される前に考えておくべき
今年は6月で就活解禁ですし、さっさと内定を取って夏休みは思いっきり遊びたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
思いっきり遊んでください。ただ、少しの時間を使ってでも保険を学び、自分なりの方針を立てておくことは今後の人生にきっと役立ちます。