せどりの仕入れの失敗談 ①
今回は私がこれまで経験した仕入れの失敗談をまとめます。
せどりを始めて5か月目になりますが、まだ仕入れに失敗したなと感じることはよくあります。
失敗についてまとめてみると、いくつかのパターンが見えてきました。
初心者の方は参考にして頂ければと思います。
1.思ったより売れる商品ではなかった
これはせどりを始めたころによくある失敗でした。
アマゾンの価格よりもずっと安い価格で仕入れることができ、喜んで出品したもののなかなか売れずにいつまでも在庫として残ってしまいました。
せどり開始初期のころに仕入れ、いまだに売れずに残っているものがいくつかあります。
このミスは「モノレート」というサイトをチェックすることで回避しやすくなります。
モノレートではアマゾンで扱う商品について、過去の商品の相場の推移や過去に何回その商品が売れたかという情報を手に入れることができます。
実際にいくつ売れたかという情報は非常に重要です。
いくら安く仕入れても、実際に売れてくれなければ意味がありません。
ただ一つ注意点があります。それは出品者数との関係です。
例えば、過去三か月で10回売れている商品があったとします。
10回売れているのであれば、自分が出品しても売れる可能性が高いと判断してしまいやすいですが、必ずしもそうとは限りません。
もしその商品の出品者数が100人を超えているほどであれば、その100人の中から自分が選ばれる可能性はかなり少なくなります。
出品者数が少なく、何度も売れている商品というのが理想です。
2.仕入れてから想像以上に相場が下がった
これが一番多い失敗かもしれません。今でもよくある失敗です。
仕入れたときは十分利益が出せると見込んだのに、仕入れた後から徐々に相場が下がっていき、気づいた時には売れたとしても利益がマイナスになるほど相場が下がってしまいました。
上の画像はとある商品の最安値の推移のグラフです。
11月の時点では3500円ほどだったのに、12月の終わりには1000円を切っています。
こうなってしまうと完全に損です。
これから相場が上がる見込みがないのであれば、さっさと価格を下げて損切りした方がいいです。
ただこれは避けられない失敗かもしれません。
誰も未来がどうなるか正確に予想することはできないからです。
株などの投資でもそうですが、自分の想像以上に価格が下がった時にやるべきことは、これ以上損が大きくならないうちにできるだけ早く損切りすることです。
ですが相場が下がる兆候はあります。
どういう兆候かと言うと、出品者数が一気に増加しているときが危ないです。
先ほどの相場が下がってしまった商品の出品者数の推移が下の画像です。
相場が下がるに従って出品者数も増加していることが分かると思います。
3.修理できると思ったらできなかった
私はいわゆるジャンク品もよく仕入れをします。
ジャンク品を仕入れるときは、それがどういう故障なのか、自分で直せそうか、直すとしたら部品や工具を新たに調達する必要があるか、新たに調達するならいくらで調達できるのかなどを考え、ちゃんと利益が取れそうだと判断できれば仕入れます。
何度も経験のある商品であればあまり失敗はしないのですが、初めて触る商品だと失敗するリスクは高いです。
そして当然ですが、誰でも最初は初心者です。
仕入れの幅を広げたいのであれば、何事も経験だと割り切り、失敗覚悟でジャンク品を仕入れるのもいいと思います。
また私は大学院の研究室で電子回路を学んでいるため、電子部品の扱いやハンダ付けはかなり慣れている方だと思います。
ただ部品が壊れているような場合は、新たに部品が調達できなければ手の施しようがないです。
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